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【チランジア・キセログラフィカ】シルバーグリーンの綺麗な葉が特徴的なエアープランツ。
その堂々とした佇まいで、エアープランツの王様とも言われています。
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すっごく綺麗なエアープランツですね!
シルバーグリーンの葉がおしゃれで魅力的だね!
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この記事では実際に【チランジア・キセログラフィカ】を育てている私が体験談を踏まえながら育て方を解説していきます!
結論、基本的な育て方はこのような感じです↓
そのほかにも【肥料、病害虫】なども含めて詳しく解説していきます!
それでは、どうぞ!
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チランジア・キセログラフィカ詳細情報
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植物名 | チランジア・キセログラフィカ |
原産地 | メキシコ、エルサルバドル、グアテマラ |
分類 | ブロメリア科ティランジア属 |
成長適温 | 15度〜30度 |
成長速度 | 遅い、肥料の与え方で早くすることが可能 |
気候 | 直射日光の当たらない日当たりの良い場所風の流れがある環境を好む |
暑さ | やや強い |
寒さ | やや弱い(5度以下は×) |
植え込み資材、着生材 | 水苔、流木、コルクなど |
水やり | 霧吹き、シャワーなどでたっぷり |
特徴
キセログラフィカはシルバーグリーンの長い葉が非常に美しいエアープランツです。
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大型になる品種で、エアープランツの王様とも言われています。
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部屋に飾るとおしゃれなインテリアグリーンとしても存在感を放ちます。
生育環境
キセログラフィカは主に中南米の標高の低い地域で、樹木や岩に着生している植物です。
自生地では風の動きがある環境で生育しているので、
暑い夏の時期に無風の環境で育てていると蒸れて、株が腐ってしまう事があります。
必ず風の流れがある環境で育ててあげましょう。
室内で育てるのであれば、サーキュレーターを回して風の流れを作ってあげましょう。
キセログラフィカは寒さが苦手なので、冬は室内で冬越しをさせてあげましょう。
出来るだけ10度を下回らない環境で管理してあげると調子を崩すことなく冬越しができます。
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気温が5度近くになっても直ちに枯れてしまう事は無いから安心してね!
日当たり
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直射日光の当たらない、明るい日陰を好みます。
ですが、日光不足になると徒長して葉が伸びてしまい、株自体が弱くなってしまう事があります。
葉焼けしない程度に明るい場所で管理してあげましょう。
日当たりが強いと葉が赤みを帯びてストレスカラーが出ます。
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ストレスカラーが出たら日当たりが強いので、もう少し影になる所に移動させてあげましょう。
夏場の直射日光に当ててしまうとストレスカラー(赤色)が出る前に葉が黄色く変色した葉焼けの状態になり、さらに日光によるダメージを受けると、黄色く変色した部分は枯れてしまいます。
特に夏場の直射日光には注意しましょう。
水やり
エアープランツは日差しの強い日中は気孔を閉じているため、水分をあまり吸収できないと言われています。
エアープランツに水を与える場合は夕方~夜にかけて水やりを行いましょう。
成長期(春〜秋)
最低気温15度以上であれば成長期です。
2〜3日に1度くらいのペースで霧吹きやシャワーなどでたっぷり水を与えましょう。
オススメの霧吹きです↓
キセログラフィカは水やり後は株元に非常に水をが溜まりやすいです。
水が溜まっていると腐ってしまうのではないかと心配になると思いますが、風のある環境で生育している場合は溜まっている水が原因で腐ることは無いので大丈夫です。
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必ず風の動きがある環境で育ててあげようね!
休眠期(冬)
最高気温が10度を下回ってくると休眠状態になります。
休眠状態の時は成長が鈍化しているので、水をあまり吸収しなくなります。
週に1回程度水やりを行いましょう。
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冬の休眠期も水を溜めないようにしてあげようね!
エアープランツのソーイングについて
エアープランツの水やり方法としてソーキングがありますが、基本的に必要ありません。
ソーキングとは?
バケツなどに水を溜めて、エアープランツ全体を水に浸ける方法。
ですが、普段の水やりで元気が無い株や、水切れが続いている株などはソーキングを行います。
バケツにキセログラフィカ全体が浸かるくらい水を溜めて5分〜10分ほど浸けてあげましょう。
1時間以上、浸けてもあまり効果は変わらないので長くても30分くらいにしておきましょう。
肥料
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キセログラフィカは肥料を与えなくても問題なく育ちます。
キセログラフィカを大きくしたい場合は成長期(春、秋)に2000倍~1000倍ほどに希釈した液体肥料を2週間おきに与えるか株元に緩効性肥料を与えてあげましょう。
オススメの肥料は「ハイポネックス」です。
肥料を与えるコツとしては成長初めの春は肥料を5000倍ほどに非常に薄く希釈した倍数で与えて、成長が活発になり肥料が上手く吸えてることが分かり次第、4000倍→3000倍と濃くしていきましょう。
ですが、液肥を濃くしていった場合でも1000倍以上は濃くしないように注意しましょう。
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肥料は薄く希釈したものから与えて徐々に慣らしていってあげようね!
成長が鈍化する冬の時期は上手く肥料を吸収することが出来ないので与えないようにしましょう。
株元に緩効性肥料を与える注意点としては、肥料焼けをおこして葉が傷んでしまう事があるので、1番外側の葉の株元に少量の緩効性肥料を入れるようにしましょう。
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株の大きさを現状維持したい場合やを小さく保ちたい場合は肥料は与えない方が良いでしょう。
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小さなキセログラフィカも綺麗で可愛いですよね!
着生方法
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キセログラフィカは着生させなくても問題なく育ちますが、コルクや流木に着生させてあげる事でより元気に育ちます。
エアープランツの根っこは着生するためだけの仮根で水分や養分は吸収しないと言われていましたが、エアープランツの根からもしっかりと養分、水分を吸収する事ができるようです。
エアープランツを元気に力強く育てるなら出来るだけ、着生させてあげるようにしましょう。
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流木にガッチリと着生したキセログラフィカもカッコ良いよね!
エアープランツの根っこは発根してすぐの新しい根っこの状態でなければ着生する事はできません。
古く乾燥した根っこは着生できないので、切ってしまっても大丈夫です。
着生方法としては成長期(春〜秋)に流木やコルクに根本をつけた状態で固定します。
ポイントとしては動かないくらいにガッチリ固定してあげましょう。
下葉を傷める事がありますが、出来るだけ動かない方が根が着生しやすいので、少し可哀想ですが針金、結束バンドなどでしっかりと縛ってあげましょう。
その状態で生育環境を整えてあげれば根が発根して着生材に着生します。
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キセログラフィカは発根しにくいと言われているみたいだけどその分発根した時の喜びも大きいよね!
害虫
キセログラフィカに害虫がつく事はあまり無いですが、風通しの悪い場所であったり、過度に乾燥状態が続くと、ハダニやカイガラムシがつく事があります。
出来るだけ風通しの良い場所で管理して、葉水も定期的にしてあげましょう。
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害虫予防にもなって、エアープランツも元気になって一石二鳥だね!
害虫は発見次第すぐに取り除くか、薬剤を散布して害虫を駆除してあげましょう。
最後に
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キセログラフィカは水切れ、害虫にも強く、非常に育てやすい植物です。
注意すべきは無風の環境と暑い時期の蒸れです。
蒸れて腐ってしまう事の無いように必ず風通しの良い場所で管理してあげましょう。
そうすれば元気なキセログラフィカを育てる事ができるでしょう。
ぜひ、皆さんもエアープランツの王様キセログラフィカを迎えてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
一緒にボタニカルライフ楽しみましょう!