皆さんは便利な緩効性肥料を使っているでしょうか?
実際に肥料を使っている方も「植物が良く成長する事は知っている」ぐらいの方が多いかと思います。
私もその程度の認識で緩効性肥料を使っていました。
なので今回は実際に緩効性肥料がどの程度、植物に影響を与えるのか実験していきます!
実際にやってみるのが一番だね!
実験に使う植物は塊根植物の「グラキリス」です。
僕の出番だよ!
グラキリスの種子を16株以上発芽させたので、こちらを使って実験をしていきます!
やる事はシンプルで16の育苗ポットに肥料なし8株、緩効性肥料を入れて8株を育てて行きます。
実験開始!(6月13日)
用土は偏りが出ないように赤玉土単体。
実生株がまだまだ小さかったので少し深く植え込みました。
肥料ありの2列には丸印を書き、何も書いていない2列は肥料なしです↓
どれだけ違いが出るか楽しみだね!
あとは同じ環境で普通に育てて行くだけです。
実験開始~1ヶ月(7月10日)
全体の成長は見られますが、肥料あり、無しの違いは分かりません。
まだ根が緩効性肥料に届いていない可能性もあります。
緩効性肥料はゆっくり効いていくから、肥料焼けになることも少ないのが魅力だよ!
実験開始~2ヶ月(8月10日)
実験開始から2ヶ月経つと成長の度合いが少し分かります。
肥料ありの方が少し大きくなってるね!
上から見るとこんな感じ↓
←(左)肥料無し/→(右)肥料ありです。
緩効性肥料ありの方が良く成長しているのが分かります。
実験開始~4ヶ月(2023年10月)
10月に入り、肥料あり/肥料無しで更に成長に差が出ています↓
葉の勢いが全然違うね!
実験開始~10ヶ月(2024年3月)
冬の間、室内管理していたグラキリス。肥料無しの方は葉を落として休眠しているが、肥料ありの方は休眠せずに成長し続けてパンパンです。
びっくりするぐらい成長の度合いが違うね!
肥料あり、肥料無しで並べてみると一目瞭然です↓
ここまで実験してみて言える事は緩効性肥料は確実に与えた方が良いです。
是非、グラキリスを育てている皆さんは適切に肥料を与えて更にグラキリスをパンパンに育成してみてください。
実生1年目のグラキリスは肥料を適切に与えて冬越し時の環境を整えてあげる事で休眠させる事なく成長させ続ける事が出来ます。
我が家で実生株たちに使用している育成ライトはこちら↓
薄型のパネルライトで場所を取らず非常に使いやすいです↓
最後まで読んでいただきありがとうございます!
一緒にボタニカルライフ楽しみましょう!