植物アイテム

日当たりの悪い室内で大活躍!植物の室内管理で使用するライトの光量を比較してみた!(暖色電球、電球育成ライト、育成ライト)

まん丸オベサ

育成ライトは何が良いのかな?

植物によっても必要な光量は違うから、しっかり使い分けてあげようね!

おーきっど

春〜秋にかけての成長期は植物を屋外(ベランダ)などで管理している方は多いかと思いますが

日本の冬は植物にとって厳しく、どうしても冬の期間は室内管理をしなくてはいけません。

ですが、室内管理だとどうしても日光不足の問題が出てきてしまいます。

そんな室内管理に必須のアイテムはやはり、育成ライトです!

今回は我が家で使用している育成ライトを照度計を使って明るさを比較していきます。

実際に使用した照度計はこちら↓

この記事が皆さんの植物の室内管理に参考になれば幸いです。

それではどうぞ!

ライト設備の準備

我が家では育成ライトを付ける場合、ダクトレールソケットを使っていましたが

新たにアパートや賃貸マンションの天井電源に取り付けが可能なダクトレールとそれに使うダクトレール用スポットライト(3個セット)を購入しました↓

商品のスペックや取り付け方など、詳しくはこちらの記事で↓

室内の光量

まずは室内の日当たりを照度計を使って計測していきます。

室内ではビカクシダやエアープランツを壁にかけて管理しています。

部屋は2階で窓は東向きに2つあります。

ライトをつけていない部屋の光量は(164ルクス)↓

(11月午前11時計測)

明るさの目安としては「夜のアーケード(商店街)と同じくらいの光量だそうです。

少し窓側に照度計をかざすと少し光量が上がり(230ルクス)となります。

(11月午前11時計測)

この光量だと、流石にビカクシダやエアープランツも光量不足になってしまいます。

一般電球(暖色60W)

次は暖色電球60Wの明るさ計測します。

電球から少し放した距離で測ると(718ルクス)で↓

もう少し電球に近づけてみると(1320ルクス)↓

これは「パチンコの店内」より少し明るいくらいだそうです。

近距離では434×10(4340ルクス)の光量がありました↓

暖色電球は距離によっては耐陰性のある植物なら育てる事ができそうですが、光量が足りてるとは言えません。

植物をきちんと育てたいなら、一般的な電球は使わない方が良いでしょう。

電球型育成ライト

次は電球型の育成ライトです。

3個セットで3800円程(2024年現在)と非常にリーズナブルな価格帯でした。

実際に点けてみると植物の光合成に必要な青い光と赤い光が確認できます↓

まずは遠目から測ると(1529ルクス)↓

やはり、一般的な電球に比べると倍以上の光量の差があります。

植物が充分に育つためには最低1000〜1500ルクスが必要だと言われているので、この基準はクリアする事が出来ています。

少し近づけると(2878ルクス)↓

ビカクシダやエアープランツなどは充分育てられる光量だと思います。

さらに近づけると813×10(8130ルクス)

ここまでみていると8130ルクスという数字はすごく高いように感じますが、曇り空の午前10時の太陽光25000ルクスある事から、屋外の光量に比べるとまだまだ足りない事も分かります。

至近距離に近づけると411×100(41100ルクス)↓

非常に高い光量ですが、11月14時の晴天の直射日光を測った所602×100(60200ルクス)と表示されました↓

この事からも日光が最強と言われている事が分かります。

とはいえ、ビカクシダやエアープランツは光量が高すぎると葉焼けや株焼けの危険性があるので、高すぎる光量には注意が必要です。

植物育成ライト

最後は植物育成ライト(HASU38 spec9)

まずは遠目から測ると853×10(8530ルクス)↓

光量は申し分ない、流石の育成ライトです。

もう少し近づけると1535×10(15350ルクス)↓

この時点で10,000ルクス越えの光量

さらに近づけると600×100(60000ルクス)↓

11月14時の晴天の直射日光とほぼ同じ光量です。

これぐらいの光量であれば、高い光量を必要とする塊根植物を育てる事も可能です。

至近距離では1158×100(115800ルクス)↓

初めて100,000越えの光量が確認できました。

流石にこの光量はどの植物でも葉焼け、株焼けをしてしまう可能性が高いです。

この事から育成ライトの光量の高さが確認できたかと思います。

まとめ

一般電球(暖色60W)

照射距離によっては耐陰性のある植物を育てる事はできるが、充分に光量を確保するのは難しい。

電球型育成ライト

一般電球よりは光量は高く、育成ライトに比べて安価なのも魅力的です。

ある程度耐陰性のある植物(ビカクシダやエアープランツ、蘭など)であれば充分に育てる事が可能。

育成ライト(HASU38 spec9)

高い光量があり、距離によっては強光を好む植物(塊根植物やアガベ)を育てる事ができる。

育成ライトの値段は少し高いが室内でアガベや塊根植物を育てたい方には必須のアイテム

最後に

ライトの比較を解説しました。

やはり、植物の育成ライトは一般電球に比べて高い光量があり、(日当たりの悪い)室内で植物を育てるのであれば必須のアイテムです。

自身が育てている植物の必要な光量を把握して適切なライトを選んで是非活用していきましょう。

家の日当たりや、使用している育成ライトの光量を調べたい方は今回の記事で大活躍したこちらの「照度計」がおすすめです↓

是非、様々な場所の光量を測ってみて植物の置き場所の参考にしてみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

一緒にボタニカルライフ楽しみましょう!

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