コピアポアってかわいい名前のサボテンだね!
白い表皮と黒い棘のコントラストがカッコイイね!
【コピアポア】チリ北部の乾燥した沿岸砂漠に生息している大変珍しいサボテン科の植物。
白い粉をまとった株姿と黒い棘が特徴的な姿で人気のある植物ですが、非常に効果なので手に入れようと思っても高値で手が出せません。
なので、今回は比較的安価な種からコピアポアを育ててみようと思います!
今回はコピアポアの種まき、発芽環境と発芽〜1ヶ月の成長を記録していきます!
コピアポアの発芽方法を知りたい方は是非最後までご覧ください
それではどうぞ!
コピアポアの種子と下準備
コピアポアの種子はゴマ粒のような真っ黒で非常に小さな種子です。
今回は5つの種子を撒いていきます。
ほんとに色、形がゴマそっくりだね!
まずは下準備として
コピアポアの種子をメネデール希釈水に1晩つけます。
メネデールとは?
植物の成長に欠かせない「鉄」を根から吸収されやすい「イオン」の形で含む活力剤で、植物用のサプリメントのようなものです。
その後、無菌の用土にたっぷりと水を染み込ませて、種を用土の上に撒きます。(用土は赤玉土小粒単体でも可です)
後はベンレート希釈水を上から散布しましょう。
ベンレートとは?
植物用の殺菌剤で主に植物がかかる病気やカビ菌などを殺菌、予防してくれます。
種についているかもしれないカビ菌や病気は最初に殺菌しておこうね!
これで下準備はオッケーです。
発芽環境
コピアポア種子の発芽温度は28度以上〜です。
発芽まで湿度を保ちながら明るい半日陰での管理になります。
ですが、私が種まきを開始したのは12月末だったので普通に管理すると発芽温度には到底届きません。
なので今回は、「育苗用ヒートマット」と「パネルライト」を活用して発芽温度まで持っていきます↓
12月末でもヒートマットとパネルライトを使用して、湿度を保つためにラップを被せると鉢内の温度は30度以上にする事ができます。
あとは用土を乾かさないように管理するだけです。
発芽~1か月の成長記録
12月31日
12月28日に種まきをして3日後、発芽確認。
2つの種子が発芽しています。
ふわふわの根っこが確認できます。
この時、そのまま放っておいても根を用土の方に伸ばして根を張ろうとしますが、心配な人は根っこを用土に優しく埋めてあげましょう。(私は必ず埋めてあげるようにしています。)
発芽後すぐはデリケードだから、絶対に根っこを折らないように気をつけようね!
1月1日
さらに2つの種子の発芽を確認!(分かりづらいですが)
1月2日
ついに最後種子の発芽が確認できました!
最後に発芽した種子はなんだか白っぽくて少し心配です。
5個全ての種子が発芽しましたが、ラップを被せて湿度高めの管理を続けていたときに悲劇が起こりました。
1番生育の良かったコピアポアが虫に食われています。
虫の姿は確認できませんでしたが、湿度の高い管理を続けていたせいで、虫が湧きコピアポアを食べてしまったのでしょう。
すぐに「ベニカネクストスプレー」を全体に吹きかけて害虫の駆除・予防をして虫が湧きづらいようにラップを外して高湿度の管理を止めました。
虫に食われたコピアポアも、もしかしたら耐えてくれると思いましたが、5日後くらいに溶けてしまいました。
発芽したては害虫にも水切れにも弱いから気を付けないとね!
1月16日
後の4株は害虫の被害も無く、順調に育っています。
2月2日
サイズはあまり変わりませんが、コピアポアの頭に白い綿毛がつきました。
ふわふわの綿毛が可愛いね!
発芽〜1ヶ月はまだコピアポアも非常に小さく、水切れにも弱いので水を切らさないように管理しましょう。
まとめ
最後に
コピアポアは環境を整えてあげれば非常に発芽率は高いです。
ですが、種子の発芽率は鮮度がとても重要なので、できるだけ信用できる方から購入してください。
コピアポアは他のサボテン科の植物に比べても非常に成長が遅いので、気長に付き合っていきましょう。
皆さんもコピアポアの種子を発芽させて現地株のような姿を目標に育ててみませんか?
最後まで読んで頂きありがとうございます!
一緒にボタニカルライフ楽しみましょう。