
【ショエノルキス・スコロペンドリア】小型の着生ランで、葉を密に生やしたその姿から通称「ムカデラン」とも言われています。
すごく小さくて可愛らしいランじゃの!
ムカデの様な見た目が面白いね!
この記事では実際に【ショエノルキス・スコロペンドリア】を育てている私が体験談を踏まえながら育て方を解説していきます!
結論、基本的な育て方はこのような感じです↓
そのほかにも【増やし方、肥料、病害虫】なども含めて詳しく解説していきます!
それでは、どうぞ!
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| 植物名 | ショエノルキス・スコロペンドリア(ムカデラン) |
| 原産地 | ベトナム北部、ラオス北西部 |
| 分類 | ラン科、ショエノルキス属 |
| 成長適温 | 春~秋(18度~35度) |
| 成長速度 | 非常に遅い |
| 暑さ | 強い |
| 寒さ | 弱い(10度以下は×) |
| 環境 | 直射日光の当たらない明るい日陰 |
| 着生材 | コルク、着生板、石など |
| 水やり | 成長期はスコロペンドリアが乾き次第、葉水をする |
小型の着生ランです。根を石や木に着生させます

密に葉を生やします。根っこがムカデの足のよう

あちこちから成長点が出現している
成長期には小さくて可愛らしいピンク色の花を咲かせます。
生育環境

ショエノルキス・スコロペンドリアはベトナム北部、ラオス北西部の熱帯・亜熱帯林に分布しています。
スコロペンドリアの自生地周辺都市ベトナム北中部に位置するThanh Hóa(タインホア)の年間平均気温は以下の通りです↓

Thanh Hóa(タインホア)は年間を通して温暖で、年間の平均気温は14度~33度まで変化し、10度を下回る事はありません。
このことから、スコロペンドリアの成長適温は18度~35度で、冬の寒さには非常に弱いことが分かります。
冬の時期は最低気温が10度以下にならない場所で管理してあげましょう。
以下のグラフはThanh Hóa(タインホア)と東京の高湿日が何日あるかの比較表です↓

グラフを見ると、Thanh Hóa(タインホア)は東京に比べて高湿日(蒸し暑い日)が多いことが分かります。
さらに、スコロペンドリアの自生地は熱帯、亜熱帯林の常緑広葉樹林が残るエリアで、樹皮の割れ目や苔むした部分に着生するといわれており、都市部のThanh Hóa(タインホア)に比べると更に湿度の高い場所に生息していると思われます。
スコロペンドリアは湿度の高い環境を好むので、ガラスケースなどの湿度が保てる場所で育ててあげると元気に生育してくれます。
寒さに弱いので冬の時期は、できればガラスケースや半透明のプラケースなどで湿度とある程度の温度を保ちながら冬越しさせてあげましょう。
冬は空気が乾燥するからケース内での管理の方が楽そうじゃの!
日当たり

スコロペンドリアは年間を通して、直射日光の当たらない明るい日陰で管理します。
もちろん、光合成ができないぐらい日当たりの弱い環境は光量不足で弱ってしまうから、丁度よい日当たりを見つけてあげようね!
水やり
植物の水やりに正解は無いのであくまで参考程度に読んで頂き、自分の植物の環境にあった水やりを見つけて頂きますようお願いします。
スコロペンドリアが乾き次第スプレーなどで水を与えます。
成長期は乾き次第(毎日でも可)スプレーなどで葉水。
冬の成長が鈍化している時期はスコロペンドリアが乾いて、+3日くらいで水を与えましょう。
着生材、着生方法
石やコルク板、着生板に着生させる事ができます。
私は着生板に着生させて育てていましたが、株分けしたタイミングで石に着生させてみました。

基本的にどんな材質でも着生させる事はできますが、「湿度を保ちやすい」「着生しやすい」という点でコルク板がおすすめです。
着生させる方法は至って簡単。
成長している時期にスコロペンドリアと着生させるものをガッチリ針金ワイヤーで固定するだけです。

動かないように固定しているとゆっくりと根を伸ばして着生材に張り付いてくれます。
色んなものに着生させるのも楽しそうじゃの!
増やし方
スコロペンドリアは育てていると勝手に成長点が増えて伸びていきます。
成長点が増えたら株分けする事が可能です。
株分け方法は簡単で、成長点のある株をカッターなどである程度大きさで切り分けます。
その後は通常管理で育てていきます。
株分けをする場合は必ずスコロペンドリアの成長期に行いましょう。
成長が止まっている時期に行なってしまうと最悪枯れてしまう事があるので注意が必要です。
肥料

肥料は特に必要ありません。
肥料ではないですが、我が家ではメネデール希釈水を定期的に葉水であげています。
メネデールとは?
植物の成長に欠かせない「鉄」を根から吸収されやすい「イオン」の形で含む活力剤で、植物用のサプリメントのようなものです。
肥料には入っている「窒素、リン酸、カリ」がメネデールには入っていないため、肥料過多などの心配が無い事も特徴。
病気、害虫
病気、害虫の心配は特にありません。
調子を崩している場合は環境が合っていない事があるので見直しましょう。
観察あるのみだね!
最後に

スコロペンドリアの魅力は花を咲かせて無くても、ゆっくりと着生していく根を楽しめる事です。
スコロペンドリアは非常に成長が遅いので、ちゃんと育っているか心配になることもありますが、極端な寒さにさらさなければ基本的には枯れることはありません。
皆さんも、スコロペンドリアの可愛らしい花を咲かせる事を目標に育ててみませんか?
最後まで読んで頂きありがとうございます!
一緒にボタニカルライフ楽しみましょう!
