レインボーファンを増やすにはどうしたらいいんだろう?
レインボーファンの増やし方は実に簡単じゃぞ!
非常に綺麗な植物レインボーファンをいっぱい増やしてみたい!と思いませんか?
実はレインボーファンは環境さえ整える事ができれば簡単に増やす事ができます。
今回は私が実際に行った方法、管理環境、結果を書いて行こうと思います。
それでは、どうぞ!
レインボーファンの基本情報
原産地 | 中国南部 |
分類 | イワヒバ科、イワヒバ属 |
成長適温 | 15度〜30度 |
成長速度 | 早い |
暑さ | 普通 |
寒さ | やや強い |
気候 | 直射日光の当たらない明るい場所 |
用土 | 水苔 |
水やり | 水苔を軽く絞ったおしぼりくらいの状態をキープ(葉水多め) |
特徴
繊細で細かい葉は密に生えており、エメラルドグリーンの葉は光に当てると青く反射します。
綺麗な青色だね!
耐陰性があり、寒さには比較的強い植物で、高湿度の環境で育てると「気根」を多く伸ばします。
レインボーファンの増やし方(挿し木)
適切な時期
まず適期ですが、レインボーファンは15度〜30度の間であれば成長するので夏の時期を避けた、春か秋が良いでしょう。
夏の時期を避けた方が良い理由としては、レインボーファンを増やすには高湿度を保つ必要があり、夏の時期は気温が高く蒸れやすくなってしまうからです。
特に容器の中は温度が上がりやすいから注意が必要じゃの!
冬の時期は室内管理で成長適温を保てる環境であれば挿し木を行う事ができます。
今回私が挿し木行った時期は11月16日、室内の温度は17度前後でした。
用意するもの
用意するものは透明ケース(素材はプラスチックでもガラスでも構いません)
私はテラリウム用のガラスケースを用意しました。
ライト付きの容器なら日当たりを気にせず管理することが出来ます↓
あとは軽石、水苔、のみです。
水苔は一晩水に浸けて、よく水分を含ませておきましょう。
オススメの水苔は質が良いとされているニュージーランド産の水苔です!
ケースの底に軽石を敷きます。
(水苔がずっと濡れたままになるのを防ぐためです。)
水苔のゴミを取り除きながら選別し、軽石の上に水苔を敷き詰めます。
そして、レインボーファンを切り取ります。
その際、沢山気根がついているもの、動きの良い葉先を選びましょう。
水苔の上に切り取ったレインボーファンを敷きます。
スプレーで水を吹きかけて高湿度を保ちながら管理します。
(乾燥しやすい時期は、ラップでフタをして高湿度を保つのも良いです。)
光合成させるために、明るい窓辺や育成ライトが少し当たる場所にて管理しましょう。
環境の詳細
温度→15度〜28度くらい
湿度→高湿度を保つ(水苔が乾かないように注意!)
日当たり→直射日光の当たらない明るい環境(明るい窓辺などで管理してあげましょう。)
上記の環境で管理します。
1か月毎の成長記録
次の日、11月17日、見た目が寂しかったのでレイアウト変更(セファロタスと流木を追加)してしまいました。
見にくくてすいません(笑)
楽しみながら育成することも大事じゃぞ!
1か月後の12月20日
成長しているものもあるが、根が水苔に活着できなかったものは枯れてしまっている。
やはり、置くだけではなく、しっかり気根を水苔に埋めた方が活着が良い。
さらに1か月後の1月20日
2ヶ月を過ぎるとしっかり根を張って綺麗に成長している。
気温が20度行かなくても湿度を保っているとどんどん成長してくれている。
空中湿度を高湿度に保つと気根が出てきやすいようです。
2月20日
成長に勢いがついて、根、気根の伸びが凄い!
すっごく成長したね!
ここまでくるとまた気根の付いている葉先をカットして増殖させる事ができそう。
以上が枝挿しから3か月の成長記録でした!
まとめ
レインボーファンは気根のついている葉先をカットして、上記の環境で管理していると簡単に増やす事ができました!
上手く環境を保つ事ができれば、成長も早いのでどんどん増やす事ができると思います。
皆さんもぜひ綺麗な植物、レインボーファンを増やしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございます!
一緒にボタニカルライフ楽しみましょう!