アガベを種から育てるのって難しそう
そんな事ないよ、アガベの実生は比較的簡単だから安心して!
皆さんアガベは好きですか?
「アガベはカッコいいけどやっぱり値段が高い!」と手が出せない人も多いんではないでしょうか?
そんな時は種から育ててみるのも一つの方法です!
\この記事がオススメの人/
・アガベを種から育てたい人
・種を購入したけど種蒔きの方法がわからない人
・種からどのように成長していくのか気になる人
比較的安価な種からアガベを育てようと考える人も多いと思います!
私もその1人でした!笑
今回はアガベチタノタブルーの種まきから発芽〜1年までの成長記録の詳細を解説していきます!
\気になる項目へ飛んでね!↓/
入手方法
初めに種子の入手の仕方ですが、ネットショップやフリマアプリなどで手に入れる事ができます!
私はseed stockさんでアガベ・チタノタブルー種子10粒入りを購入しました!
seed stockとは?
色々な植物の種子をネット販売しているお店です。
パキポディウム、アガベ、エケベリア、アロエ、などなど
下準備
種子が手に届いたら早速撒きたくなる気持ちは分かりますが、少し落ち着いて下準備です!
まず、種子をメネデール希釈水に一晩浸します!
発芽してもいいよ~って合図だね!
メネデールとは?
簡単に言えば植物用のサプリメントみたいなものです! 農薬ではないので安心して使用する事ができます。
種子をメネデール希釈水に浸す事で発芽率が上がると言われています。
発芽用土
基本的にどのような用土でも湿度と温度(25度くらい)があれば発芽するようですが、菌や害虫の発生を抑えるため無菌の用土を使用しましょう。(赤玉土で可)
また、種子が発芽するためには、一時的に高湿度を保つ必要があるので保水力の高い用土が好ましいです。
私は市販の種まき用培養土を使いました!
成長したアガベは水はけの良い用土を好みますが、幼苗の間には水切れをおこさないように保水力の高い用土を選びましょう!
成長したアガベは葉に沢山水分を溜めておけるけど、小さいうちはあんまり水分を溜められないから水切れには少し弱いんです。
発芽環境
日当たり(好光性種子)
みなさんは種まきをする際に非常に重要な、好光性種子(こうこうせいしゅし)、嫌光性種子(けんこうせいしゅし)という言葉を聞いたことはあるでしょうか?(私はありませんでした)
発芽に光が必要な種子の事を好光性種子、発芽に光が必要ない種子の事を嫌光性種子と言うそうです。
アガベ全般は好光性種子なので発芽する際に光が必要になってきます。
なので、種子の上には土を被せないようにしてください。
用土の上に置くような感じで大丈夫です!
天気が良くないなど日光、光が確保できない場合には植物用育成ライトを使っても良いでしょう。
他にも好光性種子の野菜はレタス、ニンジン、シソ、ゴボウなどがあるんだって!
発芽温度
温度は20度~30度が好ましいとされています。
私が種子を撒いた時期は10月頃、夏の終わりでしたが、1日の気温は最低18度〜最高28度で丁度良い気温が続いていました!
もし、発芽温度を25度前後で保てない場合には植物用のヒートマットもなどもあるので是非使ってみてください!植物用のヒートマットは25度前後の温度を保ってくれるので安心です。
みなさんはアガベの種まきシーズンの5月~7月にまくといいですよ!
発芽湿度(水やり)
基本、種まきの際は腰水管理の方が楽なようですが、私の場合は観察も楽しみながら霧吹きで毎日水をあげていました!
種子は水に浸けられて一度発芽のスイッチが入ると環境適応能力が下がり、その状態で乾燥してしまうと発芽不良を起こしてしまいます。
なので、水に浸けて一度スイッチの入った種は絶対に乾燥させないようにしてください。
そのためには、腰水管理か毎日の霧吹き&ラップや透明の蓋を被せるなどの対策をしましょう。
発芽~6か月
10月5日に種子を撒いてから3日後、10月8日に早くも4個の種、発芽確認です!(写真が分かりにくいですがご容赦ください、笑)
発芽したての根はふわふわの綿のような見た目をしています↓
フワフワしてて可愛いね!
この時に根が上に伸びていたなら根が土につくように慎重に動かしてあげましょう!
次の日10月9日、6個の種子の発芽確認しました↓
その次の日10月10日、8個の種子が発芽しました↓
そして10月13日、ついに10個全ての種子の発芽が確認できました↓
アガベ・チタノタブルー成長日記
「11月2日」
2つ目の葉が生えてきています。発芽して間もない時期は1日経つごとに変化が見えるので楽しいです(笑)
「11月7日」
秋になり暑さも弱まってきましたが成長を続けています。
空いていたスペースに余っていた亀甲竜の種を植えていたのですが、無事に発芽した様です!笑
「12月10日」
三つ目の葉が生えてきてちょっとだけアガベの雰囲気が出てきました!
亀甲竜の葉っぱもデカくなっています。
「1月28日」
ゆっくりですが成長をしています。この頃になると一株ごとに個性が見られるようになります。
「3月9日」
まだまだ気温は低いです。春までもう少し!
「4月6日」
春になり暖かくなって来たので植え替えを行います。
根を痛めないように慎重に、
一株も枯れることなく冬を越してくれました!
ちなみに冬越し時の室内管理で使用していた育成ライトはこちらです!
「5月1日」
市販の多肉植物の土に植え替えました。
これから成長期に入ってくるので一株ごとにどんな変化をみせてくれるのか楽しみです!
「種まきから1年後~」
全ての株が順調に成長しています。
1年経つとやっと1株ごとの個性が出てきました。
「1年3か月」
大きくなって来たので1株ごと鉢に植え替えました。
鋸歯がしっかりと出てきてアガベの良さが出てきました。
まとめ
最後に
アガベチタノタブルーの種子の発芽率は10個中10個、100%という結果になりました!
アガベチタノタブルーの種子を発芽させるのは凄く簡単でした!
初心者の人でもこの記事と同じ通りの管理をすれば良い結果が得られるんじゃ無いかと思います!
もちろん、種子が新鮮かどうかも凄く大事な要因みたいなので発芽しなかった場合は種子が新鮮では無かったんだと諦めましょう。
また新鮮な種子を手に入れて再挑戦してみてください!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
一緒にボタニカルライフ楽しみましょう!