アガベの種をまきたくて春まで待ってられないです。
大丈夫!冬でも室内でちゃんと管理すれば発芽させる事が出来るんだ。
皆さんも「真冬でも種をまきたい!」と思ったことは無いですか?
今回はそんな方の為に真冬にアガベの実生を成功させる方法お伝えしていきます!
今回真冬の実生にチャレンジするのは【アガベ・ユタエンシス・エボリスピナ】です!
アガベの中でも別格に個性が爆発しているエボリスピナ!
一際トゲトゲしい見た目でアガベファンを虜にします!
言うまでもなく私もその1人です笑
\この記事がオススメの人/
・エボリスピナを種から育てたい人
・春まで種まきを待てない人
・冬に発芽させる方法を知りたい人
・発芽後の管理が知りたい方
エボリスピナは人気がある分、値段が高額で取引されています。
2021年10月現在、エボリスピナの価格は大きさ、形によって様々ですが、1万5千円~10万円を超えるものまであります。
簡単に手が出せる値段では無いので、種から楽しみながら育てていくものオススメですよ!笑
今回はエボリスピナの種まきから発芽〜1年までの成長記録の詳細を解説して行きます!
※冬場に発芽させる場合は、室内の温度を25度程に保つ必要があります。それが出来ない場合にはヒートマットなどが必須です!
さらに育成ライトがあるとなお良しです!
私が使っているヒートマットや育成ライトも紹介しているので興味がある方は是非!
それではどうぞ!
\気になる項目へ飛んでね!↓/
入手方法
初めに種子の入手の仕方ですが、ネットショップやフリマアプリなどで手に入れる事ができます!
今回は「SEED Stock」さんでユタエンシス・エボリスピナの種子10粒入りを購入しました!
SEEDStockとは?
植物の種子を販売しているネットサイトです!
アガベの他にもパキポディウムや、アロエ、エケベリアなど色々な種子を販売しているので気になる方は見に行ってみてください!
下準備
種子が手に届いたら早速撒きたくなる気持ちは分かりますが、少し落ち着いて下準備です笑
まず、種子をメネデール希釈水に一晩浸します。
種子が目を覚ますための準備だよ!
「11月29日」
メネデールとは?
簡単に言えば植物用のサプリメントみたいなものです! 農薬ではないので安心して使用する事ができます。
種子をメネデール希釈水に浸す事で発芽率がぐんと上がります!
発芽用土
基本的にどのような用土でも発芽するようですが、私は(無菌で保水力が高い)市販の種まき専用土を使いました!
成長したアガベは水はけの良い用土を好みますが、種や幼苗の間は水切れをおこさないように保水力の高い用土を選びましょう!
小さいうちは体にあんまり水分を溜められないんだね!
発芽環境
※アガベの種子は光好性種子なので、種子の上に土を被せないようにしましょう。
光好性種子とは?
光が当たらないと発芽しない種子の事です!
私が実際に使っている光好性種子の発芽に便利なライトはAMATERAS LED10Wです!
少々お値段は張りますが、我が家の植物の室内管理には欠かせないライトになっています!
発芽温度
温度は20度から25度が好ましいとされています。
私が種子を撒いた時期は11月30日の冬真っ只中だったので1日の気温は最低1度〜最高11度で寒い気温が続いていました。
どうしても春まで待てなかったんだね(笑)
部屋の温度をエアコンを使い一定に保つ事が電気代的に難しいので、私はヒートマットを使用しました!
私の使っているヒートマットはhindoor ヒートマットです!
値段はリーズナブルで発芽に丁度良い温度(25度程)を保ってくれます、コスパ最高です!
水やり(湿度)
基本は腰水管理が良いようですが、私の場合は観察も楽しみながら霧吹きで毎日水をあげていました!
冬場は乾燥しやすく、ヒートマットを敷いていると鉢の中の水分が蒸発しやすいので、鉢にラップを被せるなどの対策をしましょう!
※発芽には湿度も重要になので用土は常に湿っている状態をキープしてください!
発芽~6か月
「11月30日」
100均のプラスチック容器(穴なし)に用土を入れ発芽管理を始めました。
蓋もある容器だったので湿度を保つのに最適です!
「12月4日」
種を蒔いて4日後、4つの発芽を確認!
やっぱりアガベの種子は発芽が早いです!
「12月7日」
ニョキニョキと伸びてきてます!
「12月11日」
まるで緑色のもやしです笑
この時点で全ての種子の発芽を確認!
真冬とは思えない発芽率だね!
「12月15日」
他のアガベに比べて背が高くなるのが早いです
「12月21日」
流石に成長が早い、浅めのプラスチック容器で発芽させたので植え替えねば!
「12月26日」
植え替え完了!またもや穴なし容器(笑)
春まで我慢してもらおう
「1月28日」
植え替え時に根っこを傷つけてしまったのか、白くなっていた2苗は回復することなく枯れてしまった。
「2月15日」
残りの10苗は順調に育っているが、気温がまだまだ低いので成長速度が落ちてきている。
「3月24日」
少しずつ成長はしているがあまり元気が無いように見える、穴なし容器だからなのか?
「4月6日」
暖かくなってきたので植え替えを行う!
やっとちゃんとした鉢に植え替えです。
植え替えの様子
根っこはまだまだ弱そうなので慎重に
「5月1日」
植え替え後の土は100均に売っている多肉植物の土を使いました。
緩効性肥料入りです。
植え替え後は順調に育っています!
「種まき~1年後」
ネギのようにツルツルだった葉にやっとエボリスピナらしい鋸歯が出てきました。
「1年3か月」
小さめの鉢に植えこんで「ハビタットスタイル」にして育成中です。
鋸歯も少しづつ色づいてきて順調に成長中。
まとめ
ユタエンシス・エボリスピナの種子の発芽率は12個中12個、100%という結果になりました!
(2個はその後の管理不足で枯らしてしまいました)
最後に
ユタエンシス・エボリスピナの種子を発芽させるのは凄く簡単でした!
初心者の人でもこの記事と同じ通りの管理をすれば良い結果が得られるんじゃ無いかと思います!
もちろん、種子が新鮮かどうかも凄く大事な要因みたいなので発芽しなかった場合は種子が新鮮では無かったんだと諦めましょう。
また新鮮な種子を手に入れて再挑戦してみてください!
これからも実生ユタエンシス・エボリスピナの成長をぼちぼち記録していきますので、温かく見守ってください(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございます!
一緒にボタニカルライフ楽しみましょう!